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目に留まったこと

1,「こども庁」


自民党が4月13日に「こども庁」の創設に向けて初会合を開いたとニュースがありました。コロナウィルスの感染が収まらないどころか、ますます広がっているこのときに、「一体何!」と思いました。新聞を読むと、菅政権は、次期衆議院選挙の目玉公約とするということだそうです。私が教育問題に関心を持ってから、幾度もいろいろな改革(?)が行われてきましたが、私の記憶では何一つ子どもたちにとって環境が良くなったことはなく、学校は今では「ブラックな職場」と呼ばれるようになり、教師になろうとする若者もどんどん減っています。同時に子どもの親たちは、働く環境が悪くなり、収入も減り続け、子どもたちにとって家庭も不安定になっています。また、少子化対策も何一つ効果を上げることはなく、少子化の傾向はまだまだ続いています。


あと半年後に衆議院の選挙が必ずあるので、国民に受ける公約を何にしようかと考え、「子どもたちが大変だ、子どもを守るための庁を創るんだ!」と訴えるということのようです。今一番先に取り組まなければいけないことは何なのか? 政治家たちには、私たちとは違う価値観とスケジュールがあるんですね。



2,「890 – 30%」


ある日のモーニングショーで、暮らしに役立つ情報の紹介をしていた中で、スーパーなどで買い物をしているときによく目にする「○○%引き」と書かれたシールが張られたお肉や魚を買うときに、「一体いくら安くなり、いくら払うことになるのかすぐに知りたいですよね、そんなとき、スマホで簡単にわかることを知っていますか?」とスマホの計算アプリが紹介されたのを見て、携帯を持っていない私はびっくりしました。


「例えば890円のお刺身に、30%割引のシールが貼ってあったとき、スマホに【890 – 30%】と入力すればいいんです」と説明し、実際にやってみました。すると、まず「267」という数字が出てきて、もう一度キーを押すと、「623」と数字が表示されるのです。つまり、267円安くなり、623円支払うことになるという意味です。「えっ、金額に30%を引いた残り70%、つまり0.7をかければいいだけなのに」と思わず言いたくなったのですが、完全に時代に遅れている自分に気が付きました。今や、小学生ひとりひとりに国からタブレットが渡されている状況です。一桁の九九ならまだしも。3桁の数字と小数の掛け算など面倒と感じるのは当たり前です。いろんな面倒を解決してくれるタブレットを子どもたちはどんな風に使いこなすのか? これから起こることを楽しもうと思っています。