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2024年06月のお知らせ

お知らせ

今月は、国会で民法改正の審議が行われ『離婚後の共同親権導入』をめぐって賛成・反対とで意見や価値観が大きく分かれた議論が行われました。法案は議論がかみ合わないまま、問題をたくさん抱えたまま国会を通りました。私は、普段『親権』について考えてこなかったので、今回の議論を聞いていろいろ考えさせられました。


議論は、両親の離婚が前提になっているのですが、話を聞いていて、離婚する前つまり両親がそろっている状態のときは「子どもは、個人として尊重され、基本的人権が保障されているのだろうか?」と考えてしまったのです。最近は、そうとはいえない状態に置かれているような話をよく耳にします。「親の愛は海より深い」という言葉がありますが、言葉があるということは、昔から子どもたちは、心地よいものではなかったのだと思います。


塾を始めたころは「教育ママ・パパ」といった言葉を耳にするようになりました。最近は「虐待」「育児放棄(ネグレクト)」とか「毒親」「ガチャ親」という言葉も耳にも目にもするようになりました。我が国では3組に1組の夫婦が離婚すると言われています(令和元年では、60万組の婚姻があり、20万組の離婚があった)。これは、言葉通り結婚した夫婦の3分の1が離婚したという意味ではないのですが、離婚する夫婦は増えたのだと思います。


もう一つ、塾に関する法案が閣議決定され国会に提出されました。それは『日本版DBS』というもので、子どもに接する仕事につく人に性犯罪歴がないか確認する制度のことです。子ども関連事業の雇用者が、子どもに関わる職種の希望者を雇用するとき、その人の前科を政府機関に紹介・確認する仕組みが導入されるのです。これから大手の塾は政府から、「子どもにとって安心できる塾」だとの『お墨付き』をもらい、「私の塾(予備校)は安全です」と宣伝し始めることが予想されます。お上の「お墨付きがある塾」と「お墨付きがない小さな塾」が並んだ時、皆さんはどちらを選ぶのか…? これから塾は、こんなことにも気を使わなければならない状態になりました。




予定

休塾は、木曜日だけです。

塾の開始時間は月火水金14:00から、土日14:30からです。



その他

『○○の会』は、コロナが終息するまで、中止します。