「今年の桜の開花は早くなるのでは?」と、言われていましたが、例年とあまり変わらない時期になったようです。コロナも静まった様子で、このまま静かになってくれることを祈っています。
コロナになってから、塾の時間をいつでも塾に来たいときに来れるスタイルから、教室に一人しか入れない完全1対1対応にして、4年が過ぎました。コロナが収まったら元のスタイルに戻そうとずっと考えてきましたが、この完全1対1対応で新しく発見したことがたくさんあったので、今年度からもこのままのスタイルでやってゆこうと思っています。
完全1対1対応になって、生徒の考えていること感じていることが、以前より良く伝わってくるように感じています。そして生徒の発する「わからない」という言葉の意味が、一人ひとりによって違っていることが良くわかるようになりました。
生徒たちは、自分がなにがわからないから、「わからない」と言葉にしているということが本当にわかった気がします。これは、コミュニケーションの基本なのですが、私たちは、大人も子どもも、本当のコミュニケーションの経験がとても少なかったのではないかと思えてきました。つまり、みんながこれまで経験してきた会話の多くは、相手の言葉を理解しようとする基本が成立していないまま過ぎてきたのではないかということです。
もしかすると、生活に追われゆっくり考える時間が奪われ、社会の常識(?)に頼った理解で済ませてきたかもしれない。その会話は、相手が感じていることや、自分の感じていることさえ十分に理解と表現ができないまま進んできたのかもしれないと感じます。本当にお互いが理解しあえる対話になるためには、まず時間が必要になります。時間に追われない生活をするようにして、そのうえで、相手を理解しよう、受け止めようというお互いを尊重する気持ちを持つことです。
今年度は、こんなことを考えたスタートになりました。皆さんよろしくお願いいたします。
今年度(2024年度)設備費の20,000円を未納の方は、支払いをお願いいたします。
また4月からスケジュールが変わり塾を利用する回数に変更のある方は、遠慮しないで申し出てください。
4月1日(月) 新学期スタート
4月29日(月) 昭和の日(いつも通り14:00から塾は開いています)
休塾は、木曜日だけです。
塾の開始時間は月から金14:00から、土日14:30からです。
『○○の会』は、コロナが終息するまで、中止します。