JR三鷹駅北口徒歩3分の個別学習塾
社会人・大学生から高校生・中学生
不登校のかたまでお越しください!

2025年06月のお知らせ

お知らせ

NHKのデータによると、全国的に16種類の感染症の勢いは、水疱瘡・百日咳などの5種類を除いて収まっている傾向になり、少し安心ですが、モデルナのデータ(コロナ)では、東京はGWで500人台まで下がりましたが、またGW前の1,000人台に近づいてきました。最近は体調がおかしくなっても、すぐには医者に行かない人が多くなったので、実際の感染はデータ以上だと思われます。まだ油断できない様子です。体調の変化には十分気を付けてください。



先月、塾の卒業生の野島智司君の本が出版されました。10年前に『マイマイ計画ブック かたつむり生活入門』を出版しましたが、今回のタイトルは『カタツムリの世界の描き方』です。彼は『はじめに』の中で、「私は幼いころから人見知りで、引っ込み思案だった。口数が少なく、声が小さく、物静かで、スローペース。集団行動は苦手で、傷つきやすく泣き虫。怒ることはめったになく、本来怒るべき場面でも涙が溢れて、思うように言葉は出ない。」「気づけば、自分で自分のことを男性であると素直に認められなくなっていた。」と書かれていました。彼が塾に入ってきたのは、今から30年前のことでした。たしかに、口数が少なく、静かでまじめな生徒でしたが、あの頃こんなことを思っていたのか? と驚きました。



そして、「カタツムリは人間から見るとかなりのんびり屋であり、もしかすると説教してやりたくなると言う人もいるかもしれない。でも、ちょっと待ってほしい。世界的な感染症の流行や地球規模の気候変動に象徴されるように、人間は今、経済効率優先のライフスタイルを見直すべき時に来ている。本当に大切なことは、効率とは別の視点にあると考えるべきではないだろうか。かたつむりの小さな目には、現代の人間社会がどう映るのだろうか。」と書かれています。



彼は、小学校・中学校そして高校にも行きませんでした。大学で初めて学校というものを体験した、ちょっと(?)変わった先輩です。のちに彼は、複数の大学の大学院にも進み、現在は福岡県糸島市でフリースクールのような『マイマイ計画』を主宰しています。「かたつむりが大好き、いや、かたつむりをリスペクトしている」という彼の世界観を是非、皆さんも読んでもらいたいと思います。



9年前、彼から、画用紙のアジサイの葉っぱに書かれた結婚式の案内状が送られてきました。そのアジサイの葉っぱには、ちょこんと小さな一匹のかたつむりが止まっていました。そのかたつむりは今も静かに、塾の壁に止まっています。



予定

6月22日(日) 都合により休塾



塾はいつも通り、休塾は木曜日です。


塾の開始時間は月火水金14:00から、土日14:30からです。



その他

『○○の会』は、コロナが終息するまで、中止します。