私は毎月一回個人塾を開いている仲間と、Zoomで情報交換をしています。先月は、雑談をしているうちに「英語がわからない子どもたち」のことが話題になりました。「中学生を教えているのだけれど、単語が読めない、文章が全く読めない生徒にみんなどうしているの?」という話になりました。私は主に数学しかやっていないので、ずっと話を聞くだけでしたが、私の知らないうちに、学校での英語教育は大変なことになっている様子でした。
私は英語の勉強は中学生になってからと、ずっと思ってきましたが、2020年度から小学校で必修になっています。ですから、中学生になるまでにすでに2年間も英語の授業を受けていて、既に英語が嫌いになってしまった子どもが、少なからずいるようなのです。
私の孫が小学生だったのは、5年6年前ですから、今は私が知っている様子とは、すっかり変わってしまったようです。先日、友人もお孫さん(5年生)の学校の様子が、落ち着かないと感じたと話していました。勉強面では、英語のほかにプログラミングもあるのに、他の教科の学習量はそのままなので大変。更にどの教科も、一人で考えるのではなくみんなで話し合う。算数でも解き方を隣の人と考える。社会は机を動かして数人から全員で意見を出し合い、それをまとめて発表する。英語・理科は特別の教室。プログラミング・音楽・体育も移動。社会や書写は、担任以外の先生が教えます。英語は日本人と外国人の先生二人組だそうです。
普通? の公立の小学校でこんなに変わっているなら、私立の小学校はどんなに変わっているの? と思ってしまいました。その子の持っている能力を育てる教育は、一人ひとり違うものですから、全員に合う方法はありません。大勢を対象にしている学校が合わない子がいるのは当たり前です。更に教わる内容も、年々難しくなってきていると聞いています。小学生から『塾』の助けが必要になったのかもしれません。【数学塾むれ】は、「13歳(中学生)からの塾」としてずっとやってきましたが、これからは小学生も対象に考えないといけないのかもしれません。
塾を来年度も継続する方は、3月中に2025年度設備費(20,000円)の支払いをお願いいたします。また4月から勤務状況の変化などで、支払いが厳しいという方や、スケジュールが変わり、塾を利用する回数に変更のある方は、遠慮しないで申し出てください。
3月20日(木) 春分の日 (木曜日なので休塾)
春休みは特に設けません。
塾はいつも通りで、休塾は木曜日だけです。
塾の開始時間は月火水金14:00から、土日14:30からです。
『○○の会』は、コロナが終息するまで、中止します。