先日、塾生の一人から、「『生きる冒険地図』という絵本(著 プルスアルハ、文と絵 細尾ちあき、発行所 学苑社 ￥1200) を見て欲しい」というメールが届きました。早速取り寄せてみて驚きました。絵本と言うより、子どもたちに、「学校や家はもちろん、社会の中で気を付けることがたくさんあるよ!」というガイドブックだったのです。
ページを開くと、「自分を助けてくれるアイテム」「学校生活」「家族への気持ちはいろいろ」「大人を見つける冒険」さらに、「自分の体調を知る」「広い世界が待っている」などい終わりのほうには「役所と相談できる電話や場所」まで書かれています。
作っているのは、精神科の看護師と医師のチームで、彼らは、精神疾患のことや子どもたちの応援をしていて、ウェブサイトで情報を発信したり、本を作っています。この本も2019年に初版が出て、すでに１０刷まで出版されています。学校・保健室の先生・病院の関係者はもちろん、子どもたちにも広げる運動をしています。
４０年前「不登校」のことを「登校拒否症」と呼んでいたころ、私の息子も学校に行かなくなりました。それから、私は、たくさんの学校に行かない・いけない子どもと出会ってきました。当時の精神科は、おとな対象のところが多く、子どもの心を理解するところは少なかったので、私には精神科の人は敵のように見えていました。それが今、このような活動をする人たちが現れていたことを知り、少し「ほッ」としました。
理解は広がってきたとはいえ、つらい気持ちになっている子ども、悩んでいる親はまだまだたくさんいます。この問題は、社会の構造にあるのに、個人の問題にされていることに歯がゆさを覚えます。興味のある方は、言ってください。塾で10冊買いました。
１０月中旬になり、急に秋らしくなったというか、初冬になった感じがします。塾生の中にも、咳が出たり、熱が出たという人がちらほらいます。学校の様子を聞いてみると、学級閉鎖になったところもあるという話も聞きます。皆さん体調には十分気を付けてください。
11月3日（月）文化の日 (いつも通り開いています)
11月23日（日）勤労感謝の日 (いつも通り開いています)
11月24日（月）振替休日 (いつも通り開いています)
塾はいつも通りで、木曜日だけが休みです。
塾の開始時間は月火水金14:00から、土日14:30からです。
『○○の会』は、コロナが終息するまで、中止します。