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ルールを守る!(その8)

「ルールを守る」を書き始めたのは、今年の1月からですが、書いている途中に世の中色々なことが起こり、『ルール』とは何かを考えるうえでとても参考になったというか、答えに導いてくれました。「ルール」はだれも守ろうとしていないことがわかったのです。それなのに、子どもたちだけが「ルールを守ることを強制され、守らなかったときに「罰」を与えられてきました。しかし、「ルール」を作った人が、ルールを守らなかったときはなぜ」罰」が与えられないのでしょうか?彼らはルールを守らなかったのではなく、ルールの解釈を変えることつまり、サッカーでいえば、彼らはゴールポストを自由に変えることができたのです。
 

『どうしてルールがあるの?』という問いに対して、日本弁護士連合会のHPには「人々が安全で平和に暮らしていくためには、ルールが必要なことがわかりますよね」と書いてありました。「ルール」はそこ(社会)に住んでいる人たちが安全で平和に暮らすために生まれたと説明しています。しかし、現実は違っているように見えます。動物の世界にも、社会を構成し、ルールを守って生きているものがいます。例えばミツバチがそうです。
 

ミツバチは、なぜ社会をつくって、どんなルールを作っているのでしょうか?それは「子どもを守るために社会をつくって、子どもを守り続けている」と、東大の名誉教授の安富歩さんは言っていました。社会学や法律・歴史の勉強をしないとわからないことがたくさんあるのでしょうが、彼の話は私の中に「ストん」と入ってきました。自然の世界では、動物(人間も)「子どもを守る」ことをスタートとしたと考えるのは、とても自然で納得できます。人間は、18世紀の産業革命・大航海時代・20世紀の二つの世界大戦を通して世界の仕組みを大きく変え、自然を破壊し続けてきました。そのような中で、ルールを作ってきたのは、国家であり、世界を支配する大国がルールを作ってきました。今は、自然の世界はほとんどなくなりなり、「自然の世界ではこうだった」と言っても、もう意味がなくなった感じがします。
 

21世紀になり、IT革命がさらに進み、情報網だけではなく人工知能(AI)も現れ、いろいろなものが作られ、人間の代わりをするようにもなりました。これからは、誰が?何のためにルールを作り出すのでしょうか? そこには、私達もいるのですが、ルールを作る人は、私たちから、どんどん離れて言っている感じがします。現在の世界を支配しているのは、アメリカなどの大国ではなく、今や巨大グローバルIT企業(GAFA)だと言われます。彼らが、「安全に利益化を得ることができるようにルールを作っている」と言えるのかもしれません。今までの考えではとても理解できない世界に住んでいることを、私たちは、まず自覚する必要があるようです。そのうえで、「守れ」と言われた『ルール』とは何か?を考えなければいけない時代になりました。